楽しいこと・美味しいこと、いろいろシドニー便り。2012年7月よりシドニー生活がスタート!
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ANZAC DAY
「アンザックデイ」の今日(4/25)は、第一次世界大戦中に編制されたオーストラリア・ニュージーランドの連合軍が、大英帝国軍の一員として、ダーダネルス海峡北岸のガリポリ半島に上陸を開始した日です。
(「ANZAC」とは、Australian and New Zealand Army Corpsの頭文字をとったもの。) この日はオーストラリア全土が祝日となります。 ガリポリの戦いで勝利したわけでもなく、作戦が失敗してトルコ軍に大敗したこの日が、なぜこれほど大きな記念日へと制定されることになったのか、外国人の私にはよく分かりませんでした。 独立記念日、建国記念日、終戦記念日とも違う オーストラリアの人々にとって特別な意味を持つこの日。 敗戦したものの、この戦いに参戦したことが契機となり、その後オーストラリアが国際社会の一員として各国から認められることになり、父のような存在であったイギリスから一人前の大人として認められ、オーストラリアが自立するきっかけとなった「精神的な独立記念日」、すなわち一つの国家として目覚めた日。と言われているようです。 いまでは、第1次世界大戦だけでなく、第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争に参加した全てのオーストラリア兵を称え、戦争でなくなった全ての人々の御霊を追悼すると共に、世界平和を願う大きなものへと変わっていったようです。 パブは行進を終えた人たちで溢れていました。 制服姿のままパブで一杯!! なんて日本では考えられない光景ですね。 休日平日にかかわらず、何かある度にシティのメインストリートとなるGeorge streetを封鎖してパレードなど行っていますが、交通に支障をきたすにも関わらず、「今日は○○の日だから仕方ないさ」、という風にシドニーの人々は寛容で協力的だな、といつも感心してしまいます。 それから、日本にいた時は、祝日はどこか個々のための休息に過ぎなかったけれど こちらでは、今日はどのような日でどう過ごすべきなのか、何のための祝日なのか、をよく理解していて、多くの人々がその祝日の目的にあった過ごし方をしているように感じました。 祝日といえば日本だったら飲食店やデパートなどは重要な稼ぎ時として当然の如く営業していますが、こちらでは「今日は○○をする日だから」と、働く側も当然のようにお休みをとり、休業しています。 たしかに、本来、祝日とは意味のあるもので、そういうものなのかもしれませんね。
by igaiga621
| 2013-04-25 23:42
| event・festival
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